インプラント
インプラントの考え方
- 確実なインプラント技術で、できるだけ負担なく、素早く機能回復。
- 本来、手術が好きな患者様はいないはずです。
当院は手術による患者様の身体的負担や長期治療のストレスを避けるために、ショートインプラント、ナローインプラント、All-on-4、即時荷重といったコンセプトのもとに、もともと存在する骨を最大限生かしたグラフトレス治療に取り組んでいます。
- 多くの方がインプラントで本来の食生活を取り戻しています。
- もう皆さんにも十分認知されつつあるインプラント治療。
多くの方にインプラント治療を行って、特に多数歯を失った方への効果は大きいと実感しています。
大きな義歯から固定式ですっきりした歯が入れば、その方の喜びはこちらの想像以上です。
当院では「楽に、早く、確実に」をモットーに患者様に負担の少ない方法で手術を行います。
また長期間安定して機能させることを最も重視し、メンテナンスにも力を入れています。
一生涯にわたって定期的なメンテナンスに通って頂けるような信頼関係が何より大切だと考えています。
こんな方に、インプラントをおすすめします
- 入れ歯がどうしても合わない
- 食事が入れ歯でおいしくない
- 入れ歯の取りはずしが面倒
- 健康な歯を削るブリッジに抵抗がある
- 永久歯が生えていないところがある
- 入れ歯の異物感がどうにもならない
- 入れ歯ではしゃべりにくい
- 歯周病で食べたいものが食べられない
- 食事にストレスを感じる
インプラントについて、ドクターよりアドバイス
インプラントにも利点、欠点があります
インプラント治療はすばらしいものですが、決して万能というわけではなく、手術が必要であることや費用が高額であることなど欠点もあります。
またトラブルも少ないながら現実には存在します。
皆さんがインプラントについて知りたいことはメリットではなくむしろリスクや費用のことではないでしょうか?
当ホームページではインプラント治療の方法やメリットとともに気になる料金やトラブルへの考え方についても紹介させてもらいました。
実際には患者様ひとりひとり条件が違い、リスクも異なりますので、ご興味のある方は、相談だけでも結構ですので、お気軽にご来院ください。
治療技術・品質
シンプルでスピーディーなインプラントを可能にする技術と品質。
Immediate function
Immediate functionとは一度の診療でインプラント埋入手術を終えると同時に補綴(歯)を提供するコンセプト。
即日で審美、機能回復をご提供する考え方です。
浜松駅前歯科クリニックでは、診断から外科、補綴までをトータルに考えたバランスの良い治療を目指し多数歯欠損においてはImmediate functionを行っています。
シンプル&スピーディーを実現するCAD/CAMの技術
インプラントの設計
低侵襲なインプラント治療の実現にはもともとの骨がある部分を最大限に生かすことが重要で、CTによる設計どおりの埋入が要求されます。
当院は、パソコン上で綿密な設計を行い(CAD)、データをスウェーデンの工場に送り、設計通りのサージカルテンプレートを作成します(CAM)。
これを手術時に用いて設計通りの方向・角度でインプラントを埋入します。
設計どおりの外科・補綴の実現
コンピュータ上での設計通りにできたサージカルテンプレートをしっかり固定して手術を行います。
位置や方向で迷うことがないため、オペ時間も短縮し設計どおりにインプラント埋入を行うことができます。
また術前に補綴物を準備しておくことができるため、術後すぐに人工歯を装着することができます。
低侵襲で安全・確実な方法です。
最小4本ですべてを支えるAll-on-4
All-on-4は利用可能な骨を最大限に活用することで骨移植することなく即時負荷を実現させるために開発されました。
All-on-4もImmediate functionをコンセプトとした治療法です。
骨の量や硬さなど条件によっては5、6本埋入する場合もあります。
All-on-4症例
上顎6本、下顎はAll-on-4で治療したインプラント症例です。
固定式の歯が入り、何でもストレスなく食事ができると満足されています。
特に上顎は入れ歯に比べ、上あご(口蓋)がすっきりするため、「しゃべりやすい、ごはんがおいしく感じる」
といった意見もよく聞かれます。
インプラントで最も喜ばれる治療法です。
機能回復・審美回復に優れたインプラント
インプラント治療の目的は機能回復や審美回復であり、インプラントを入れることが目的ではありません。
骨とチタンのインプラント体が結合すること(オッセオインテグレーションと言います)もインプラントに要求される一要素に過ぎず、インプラントはインプラント上のアバットメントから上部構造にいたるまでトータルで考えることが重要です。
当院では手術以上に補綴にも力を入れ、チタン、アルミナ、ジルコニアなど生体に優しい材料を状況に応じて使い分けています。
実績とトラブルへの考え
長期経過を重視し、トラブルにもしっかり向き合います
インプラント トラブルの種類
トラブルには種類があり、外科に関する偶発症は絶対に避けなければいけません。
合併症は外科処置をやる以上、術後経過として必ず起こるものですが、これも少なくするよう努力しています。
長い年数インプラントを使用していると、補綴による小さなトラブルは起こってきます。
これには修理や形を修正することにより対応します。補綴トラブルでは肉体的負担はほとんどありません。
トラブルはどうしても起こりえるものですが、肉体的負担の伴わない範囲のトラブルにとどめたいと考えています。
また治療方針を決める段階から起こりうるトラブルに対応しやすい方法を採用しています。
どんな先生が治療しても100%はないのが現実です。
トラブルを起こさないよう注意することはもちろんですがトラブル発生時にどう対処していくかも重要だと考えています。
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- 外科に関する偶発症
- 神経麻痺・上顎洞炎・感染・骨壊死
骨折・ディスインテグレーション
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- 外科に関する合併症
- 腫脤・疼痛・発赤・出血
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- 補綴後のトラブル
- 清掃性不良・審美性喪失・上部構造破折
脱離・ネジの緩み・噛み合わせ不良
インプラントメーカーの重要性
トラブル回避のためには、安全で信頼のおけるインプラントを用いることは欠かせません。
当院では現在スウェーデンのノーベルバイオケア社のインプラントをほぼ全ケースに用いています。
ある程度のメーカーのインプラントであれば骨とインプラントはくっつきます。
しかしそれと同等かそれ以上にCTを用いた診断システムや補綴システムの柔軟性、精度は重要です。
充実した診断システム、補綴システムにより低侵襲で早期の機能回復を実現するには「ノーベルバイオケア」だと考え導入し、良い結果が得られています。
料金はやや割高になりますが、上記の条件を満たすメーカーがでない限りは、安いという理由だけで他社メーカーのものは用いられません。
変化への対応を考慮し、スクリュー固定を採用
インプラントの上部構造は基本的にはネジで固定するスクリュー固定のシステムを採用しています。
これは生体の変化にあわせて、上部構造の修正や修理が必要な場合があるからです。
天然歯のかぶせもののようにセメントでつけてしまうと、壊さないととれなくなります。
ネジ固定できるのはインプラントの大きなメリットであると考えています。
人は長く生きていれば、病気をすることもあり、メンテナンスへの通院も困難になってくるものです。
そうなると場合によっては上部構造を外さなければいけない可能性もあるのです。
インプラント経験の長い先生ほどスクリュー固定を採用する傾向があり、ヨーロッパではスタンダードになっています。